Help:Data Structure ID/ja

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メタデータの階層構造とID付けのルール

Metabolonoteでは、メタボロミクスのメタデータを主に4つの階層構造に分けて管理しており、その階層構造に従ってメタデータのID付けをしています。

例)IDが「SE1_S01_M01_D01」 のメタデータは、「SE1:/S01/M01/D01」という名前のWikiページに記載されており、下記のURLでアクセスできます。 http://metabolonote.kazusa.or.jp/SE1:/S01/M01/D01


Contents

階層構造

Metabolonoteでは、実験データセットのメタデータを下記のような階層構造で管理しています。これは、私たちが定めた統合メタボロームデータフォーマット(TogoMD)に従っています。

 SE (サンプルセット情報)
  |- S (サンプル情報)
  |  |- M (機器分析情報)
  |     |- D (データ解析情報)
  |       (|- P (ピーク情報)※Metabolonoteでは使われません)
  |- SS (サンプル調製の詳細情報)
  |- MS (機器分析の詳細情報)
  |- DS (データ解析の詳細情報)
  |- AM (化合物アノテーションの詳細情報)

※各情報において記述すべき項目もTogoDMに従っています。


一つのサンプルセットには複数のサンプルが、一つのサンプルには複数の分析情報が、また一つの分析データには複数のデータ解析情報が含まれることが想定されます。

IDラベル 区分 説明
SE 実験セット情報 研究の目的に応じた実験データのまとまりについての情報。
どのサンプルをどのコントロールと比較するべきか等、データの解釈・取り扱いに関する情報を含む。
S サンプル情報 分析したサンプルの調製方法に関する情報
M 分析情報 サンプルを機器分析した方法に関する情報
D データ解析情報 分析データをPC等で解析した方法に関する情報
P ピーク情報 データ解析の結果取得された化合物ピークに関する情報。
(ピーク情報を保持するデータベース用に定義した区分であり、Metabolonoteでは使われていません。)
SS サンプル調製の詳細情報 複数のサンプルに共通に適用した調整方法の詳細情報。
生体サンプルなら、どのような成育をさせたか、どんな薬剤処理をしたか、どの部位をサンプリングしたか、などを含む。
S(サンプル情報)で参照されます。
MS 分析手法の詳細情報 複数の分析実験に共通に適用した分析手法の詳細情報。
どのような装置をどのような設定で用いたか、などを含む。
M(分析情報)で参照されます。
DS データ解析手法の詳細情報 複数のデータ解析に共通して適用したデータ解析手法の詳細情報。
どのようなソフトウェアをどのようなパラメーターで解析したかなどを含む。
D(データ解析情報)で参照されます。
AM アノテーション情報 どのような基準でピークのアノテーションをつけたかという情報。
P(ピーク情報)で参照されます。

ID付けのルール

各階層のIDラベル(上の表を参照)の後に数字をつけ、それを階層構造に従って、アンダーバーで連結したものが、各メタデータのIDになります。

例)

メタデータID 説明
SE1_S01 サンプルS01の調製に関する情報
SE1_S01_M01 サンプルS01を分析した情報。
分析で得られた生データ情報は、このメタデータにひもづく。
SE1_S01_M01_D01 M01で得られた分析データを解析した情報。
分析ピークを集積するデータベースでは、各ピーク情報がこのメタデータにひもづく。

数字部分の付け方

SEについてはシステム管理者がデータ公開時に発行します(データ構築時には、代わりに任意の仮IDが使用されます)。

それ以外の区分については、同じ階層で重複しなければ、ユーザーが任意につけることが可能です。数字は、ゼロフィルをしても構いませんが、例えばM01とM1は別のものとして区別されます。

MetabolonoteでのID表記

ページタイトル

Metabolonoteでは、MediaWikiページの構成上、ページタイトルが以下のように表記されます。

例)

SE1:/S01/M01/D01

URLを以下のように記述することで、対応するページへのリンクを作ることができます。

http://metabolonote.kazusa.or.jp/SE1:/S01/M01/D01

APIでのID指定

APIを用いてメタデータ情報を取得する場合は、アンダーバーで連結されたIDを用いて以下のように記載します。

http://metabolonote.kazusa.or.jp/mnapi.php?action=getDataByMetadataID&id=SE1_S01_M01&output=xml
http://metabolonote.kazusa.or.jp/mnapi.php?action=getDataByMetadataID&id=SE1_S01_M01_D01&output=txt

APIについての詳細はこちらをご覧ください。

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